「愛知県は10日、碧南市須磨町の丸全昭和運輸衣浦営業所で、土壌と地下水の汚染の報告が同社からあったと発表した。」(中日)
先月、安城市の榎前工業団地のアイシン工場建造地から、基準値50倍の汚染水が測定地4か所で発見の県の報告書見たので、地下水の汚染と聞くとやや過敏になっているのか、こんな報道が目についた。場所は埋め立て地で埋め立て土壌に問題があった可能性が高い。六価クロムも自然界にはほとんど存在せず主に工業用途。メッキや顔料の原料に使用されるというから運送会社で使用される可能性は低い。
我々が知らないだけで、地下水の汚染は各所に存在するのかも。最近では井戸を掘るのは主に大量の水を要する大きな工場とかに限られるので発見されることも少ない。
*備考 六価クロム 六価クロム化合物とは、クロムのイオンの価数が六価の化合物の総称で、自然界にはほとんど存在せず、人為的に製造されます。クロムメッキや顔料の原料など、工業用途で広く使用されています。代表的な六価クロム化合物には、三酸化クロム(CrO3)、二クロム酸カリウム(K2Cr2O7)、クロム酸(無水)、クロム酸鉛、クロム酸ストロンチウム、二クロム酸ナトリウムなどがあります。
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